東日本大震災 チャリティー歌謡コンサート   2011

4/         時間 18:00〜19:30
 17開催  場所 鳳珠郡能登町立壁 
 
  奥能登にも春の訪れがようやく感じられるようになり、これからの季節が1年で一番大好きな季節です。
年明けからこのコンサートの参加を打診されていたのですが、月日の経つのは早いものであっという間に開催日となってしまいました。
 
 この間には未曾有の大災害となった「東日本大震災」が発生して、甚大な被害をもたらしたのはご承知の通りです。。
このコンサートは昨年のチャリティーコンサートに出演してもらった能登町の大形美穂子さんからのお誘いで実現したものですが、この震災発生のために急遽「震災チャリティー・コンサート」に切り替わったものです。
 
 演目もこの趣旨に沿ったものにするために、追悼の意味合いが強い曲をお互いに選曲し、最後は私のギターの伴奏で全員での「故郷」の合唱で締めくくりました。
 会場となった「日本海倶楽部」は能登町の立壁という海岸べりに面した丘陵地にあって、よく整備された広大な敷地の中にゆったりとしたスペースで色んな建物が点在し、地ビールの製造、商品の販売、レストランなどがあり、家族ずれやカップルでの食事には最適の場所かと思いますので一度出かけられては如何でしょうか?但し,能登半島の先端ですが・・・でもお奨めですよ。

 毎度の事ですが、私の場合はコンサートの準備はことのほか大変で、音響機器の運搬から設置までの準備で体力を消耗してしまうので極力避けたいのですが贅沢も言ってはいられず、仕方のないことだと諦めてはいるのですが・・・
しかし音響機器を持っているということで、お誘いを受ける側面もあるので仕方のないことかもしれませんが、本来ならこの器機の操作がしたくて色んな機材を収集してきたのですが、歌う側に廻る事になろうとはチョツピリ想定外でした。

 まあ、それはそれなりに楽しいのですが、本来の電気少年からの延長線でもある「電子機器」オタクの親爺としては少し寂しい思いもありますし、ミキサーとして歌い手の歌を聞きながら大好きな機器の操作をしながら雰囲気を味わいたいという目的は諦めたわけじゃありません。

 今回のコンサートは3月11日に発生した東日本大震災という、人間の力ではどうする事も出来なかった自然大災害に加えて、まさに人災とも言うべき原発事故の追い討ちに生涯を弄ばれた多くの被災者の方々の無念さを思うとき、私のような者の歌位では何の手助けにもならないことは重々承知はしていても、何か行動を起こさねばとの思いを抱かせるほど強烈な出来事でもあり、またそんな思いの中のチャリティー・コンサートでした。
 最後に、お亡くなりになられた方々のご冥福と、被災された方々への心からのお見舞いを申し上げます。
 
  頑張れ!東日本


「日本海倶楽部」会場
会場前から見る能登半島先端
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